ゴキブリとコオロギの違いとは?一生役立つ見分け方のコツとは


ゴキブリとコオロギの違いってどこにあるのでしょうか?

どちらも真っ黒で似たような大きさで・・・コオロギは触れるけど、ゴキブリは気持ち悪くて触れない・・・なんて思う人も多いのではないでしょうか?

そう言えば、ゴキブリの鳴き声って聞いたこと無い??

ゴキブリは一年中いる様なイメージ??

しかも家の中で良く見る・・・

どちらも飛べるの?飛べないの??

そもそも昆虫なの??

考え出すと身近にいながらも分からないこいとだらけです。

そこで今回は「ゴキブリとコオロギの違い」さらに「ゴキブリとコオロギの見分け方」も

詳しくお伝えして行きたいと思います。

自由研究にもなるかもしれませんよ。

ゴキブリとコオロギの違いとは。実は仲間って知ってた?


今日駅前の薬局の前を通ると軒下に「ゴキブリ退治」用の色んな商品が所狭しとズラーっと並べてありました。まるで目の敵の様に・・・!!(笑)

世界には、ゴキブリをペットにして愛玩しているというにわかに信じがたい国もある様ですが・・・日本ではまず間違いなく害虫の筆頭にあがる生き物ではないでしょうか!!

私もゴキブリは小さなころから大の苦手で、大人になるまでは目の前にいてもどうしていいかわからずオロオロするばかりで退治もできませんでした。

大人になってやっとスプレーや新聞紙でパンと叩いて撃退することができるようになりましたが、いまだに久しぶりに目にするとゾクッとします。

かたやコオロギといえば夏から秋に向かう季節の変化を感じさせてくれる風物詩の代表格ですよね。

風流という言葉がピッタリ、「蟋蟀(こほろぎ)」と書いて昔から秋の季語にもなっています。

さて、この両者、人間界、少なくともこの日本では扱いがずいぶんと違いますが、生物学的に言うと同じ「昆虫網」。

コオロギはバッタ目でゴキブリはゴキブリ目です。

そんなに近くは無いですが・・・・昆虫というくくりはいるという意味では仲間とも言えるかもしれません。

コオロギの生態について

コオロギは土の中に卵を産み、比較的涼しい場所を好むのでご存知の通り草むらや森林が格好の居場所になります。

ちょうど夏から秋にかけて涼しくなってくると活動や繁殖が活発になってきます。

そして求愛のためにあの趣(おもむき)のある素敵な鳴き声を聞かせてくれるわけです。

そして、翅(はね)がついているので当然飛べるのかと思いきや、飛べるのは羽化した直後だけで、そのあと成長とともに翅は落してしまって飛べなくなります。

その代わり立派な後ろ足でピョンピョン跳びはねます。

ゴキブリの生態について

一方のゴキブリはというと、比較的暖かくてエサのある場所を好むのでもっぱら家の中で見かけることが多いわけです。

卵もコオロギの様に地中ではなく家の中の暖かくてしけのある家具の裏などに直接産み付けます。そして、意外なことにゴキブリも鳴くそうです!!

それも「キーキー」「ギ~ギ~」と。

決して美しい音色ではないそうですが・・・というのもウン十年生きてきて私は一度もゴキブリの鳴き声なんて聞いたことがないものですから全くわかりませんし・・・・想像のしたくありません(震&汗)

YouTubeで検索してみようかとも思いましたが、とてもその勇気がなくいまだ致しておりません!!

皆さま…よろしければ、お好みに合わせてどうぞ!!

そもそもYouTubeにヒットするかもわかりませんが・・・むしろ無いことを祈ります。

そして、これは私も目の前で見たことがあるのですが・・・しっかり飛ぶんですよね~~(大汗)

翅があるので当たり前でしょうと言われればそれまでなのですが、初めて見たのが高校生の時で、その時は真夏に網戸に向かって外から飛んで来ました。

しかも特大サイズで着地後翅が中に全部おさまらず薄いのが何枚か不ぞろいに外に出ている状態でした!!イヤ~ショックというか、気持ち悪かったですね。

ゴキブリが生命力が強いと言われるワケとは

ところで、ゴキブリは生命力が強い生き物の代名詞に様に言われます。

その理由はいくつかあるのですが、その一つがオスがメスに変化できるということ。

ハッ??と聞きかえしたくなりますが本当なのです。

もしオスがいなくて交尾が出来ず卵が産めないという危機に瀕すると性転換して生き延びて行くというイリュージョンな生命力を持っています。

ちなみにコオロギのオスは交尾が済んだら・・・メスに食べられるという運命が待っています。ああ~無常!

一生モノ!ゴキブリとコオロギの簡単な見分け方とは


それでは次に見た目での簡単な見分け方です。

大きさはどちらとも10ミリ〜40ミリくらいでほぼ同じくらいです。
(種類や成長具合でまちまち)

色も黒~茶でほぼ似たような感じです。

決定的な違いは、コオロギは体に高さがあり、ゴキブリは平べったくてペッタンコな感じです。

これでほぼ間違いなく見分けがつくでしょう。

さらに決定的なのは足が空に向かって上方向に「く」の字に曲がっていて、ゴキブリは「横」に向かって「く」の字になっています。

さらに、コオロギはピョンピョンは跳ねるよようにして動きますが、ゴキブリはシャカシャカ、カサカサという表現がピッタリな地べたを這うような動きをします。

そして、先ほども書きましたが、コオロギは飛ばず、ゴキブリは飛ぶこともあります。

まとめ


いかがでしたか?コオロギとゴキブリの違い、分かりましたでしょうか?

違いが分かったら見比べたくなってきましたか!?

私は、結構です。コオロギはいいとしても・・・ゴキブリは、断固NGです。勘弁してください!!

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