IT土方とは。こんなはずではなかった!現代の奴隷かよ。

今や当たり前の職種となった、IT関連のお仕事。

わたしの周りにも、聞いてみたら

IT企業に勤めているという人がいたりします。

けれどいつも忙しそうで、大変そうな仕事だな

という印象を受けることが多いのですが、

そんなIT関連のお仕事の中で、『IT土方』

呼ばれている人たちがいることをご存知でしょうか。

そういったお仕事をしている方や、

まさに私がそうだ!という方もいると思います。

デジタル土方とも呼ぶこともあるのですが、

これはIT業界の底辺、という嫌な意味を持っているんです!

どうやらこの言葉、特にプログラマのことを指す様子。

何かひとつの大きなプログラムを開発する場合、

その仕事を取ってくるのは営業職。

それをシステムエンジニアが細分化し、

末端のプログラマがコードを書く……

という流れになっているそう。

詳しくない人間には何となくしかわかりませんが、

このプログラマという職種、肉体的にも

精神的にも過酷な状況の人が多いようで

職種は違えど通じるものがあるからか、

揶揄するように、全く関係ない土方という言葉と組み合わせて

「IT土方」と言われているようです

そんな精神的・肉体的疲労から、

転職も考えている人が多いとのこと。

体が資本ですから、あまりにも仕事がつらいようなら、

確かに転職も考えたくなってしまいますよね。

IT土方の年収の平均相場は?えっ、私の年収低すぎ・・・?

転職を考えようと思ったとき、一番気になるのはお給料です。

そのIT土方と呼ばれてしまう人たちは、

どのくらいの年収をもらっているのでしょうか。

その過酷な労働条件に見合うだけもらっているなら、

転職は少し待ってみてもいいかも。

なんて考える方もいると思います。

そこで年収の平均相場を調べてみました。

平成27年の厚生労働省「平成27年 賃金構造基本統計調査」

というものにプログラマの平均年収がありました。

プログラマ

平均年齢:32.7歳

勤続年数:6.2年

労働時間:162時間/月

超過労働:17時間/月

月額給与:299,100円

年間賞与:494,300円

平均年収:4,083,500円

いかがでしょう。

プログラマの方は、ぜひご自分のお給料と比べてみてください。

こちらはあくまで平均ですので、

大手企業などの方はもちろんこれより高い方もいるでしょうし、

中小企業だともう少し低いよ!という方もいると思います。

ただプログラマの方は納期などで

残業をせざるをえない時期があると思いますが、

その時の残業代が出るかどうかでも変わってきますよね。

他の職種でも30代だとこのくらいの年収の方はいるかと思います。

プログラマの方で、「いやいや、これは割に合わないよ!」と感じた方は

転職を視野に入れて考えるのもいいかもしれませんね。

IT土方からの脱出!転職でもっとよい仕事を探そう

やっぱり比較してみて「割に合わない」と

感じた方は次に転職を考えると思います。

けれどずっとIT業界だけでやってきた方は、

他の仕事はできるだろうかと不安になることでしょう。

そこでIT土方からの転職を経験した

方の体験談などを調べてみました。

まずはフリーランスのプログラマ

個人事業主となるので、収入としては悪くないようです。

スキルや資格などをお持ちの方は、エージェント会社に登録して

フリーランスで稼いでいるという方が多いようです。

けれどスキルも資格もあまりない、

安定した職のほうがいいという方には

ちょっと向いていないかもしれません。

そこで次に多いのが、IT企業以外の会社内で

システム事業部などに勤務するというパターンです。

たとえば飲食業界や出版社、販売業、

会社の業種はなんでもいいんです。

その会社で使うシステムを管理する職種というのがあります。

意外と知られていないようなので、

転職先としては穴場かもしれません。

IT土方よりは残業が少なく、給料も

変わらないくらいもらえることが多い様子。

大手の企業に転職できたら給料が上がることもあります。

今までIT業界で培った経験も活かせるので、

転職先としてはおすすめです。

有名転職エージェントサイトなどで

一度調べてみてはいかがでしょうか。

もしかするといい求人が出てるかもしれませんよ!

まとめ

IT土方と呼ばれる業種と、転職について

お伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

残業が多いけど、残業代はほとんどでない。

勤務年数は長いけど、昇給はあまりしていない。

肉体的にも精神的にも限界かも……

思い当たる節があるIT企業勤務の方がいたら、

少し転職を視野に入れてみるのもいいかもしれません。

今とは違った環境で、楽しく働くことができるかもしれませんよ!

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