茶道に必須な着物のこと。お茶会行く前に絶対にチェックすべきこと。

茶道を続けていく上で、避けて通れないものが着物です。

お稽古は着物でなくてもOKの場合がありますが、お茶会ではそうはいきません。

お茶会は基本的に、全員が着物で出席することになっています。

そこで、お茶会に着ていく着物や、和装の髪型についてお話していきます。

茶道の着物は季節によって変わる。各季節に合った着物とは

お茶会に着物を着て行く時に意識したいのは、季節に合った柄を着るというこです。

いくら素敵な着物でも、季節外れな柄の着物を着ていると、お茶会で浮いてしまいます!

では、春・夏・秋・冬それぞれどのような柄が良いのでしょうか。

春は、何と言っても桜の柄の着物がオススメです。

又、5月くらいのお茶会であれば、その時期に咲く藤の花の柄も素敵ですよ。

夏は、6月くらいであればアジサイやアヤメが良いですね。

又、花の模様ではなく、あえて若竹の模様を着てもクールでカッコイイです!

夏真っ盛りの時期であれば、蓮やアサガオなどの柄も涼しげに見えます。

秋は、モミジ柄の着物が人気ですが、

桔梗や萩・撫子などもしっとりした風情があってオススメです。

冬は、菊や椿の花、1年中緑を絶やさない松の着物が素敵です。

又、お茶会では、柄物ではなく色無地の着物もオススメです。

実は色無地の着物は、袋帯と合わせれば、セミフォーマルという扱いになります。

つまり、格の高い着物であるということですね。

なので、「どの柄が良いかわからない」という場合は、色無地を着ていけばOKです。

「色無地+袋帯」の組み合わせなら、どこへ行っても失礼になることはありません。

ちなみに色無地は、黒やグレー以外であればどの色でもOKです。

なので、自分が好きな色を選んでくださいね。

黒とグレーは、それぞれお葬式と法事の色なので、お茶会ではNGです!

又、お茶会には、お正月シーズンに行う「初釜」というお茶会があります。

このお茶会は、言ってみれば「新年のお祝いの席」です。

なので、初釜は華やかな着物で装って楽しみましょう。

このお茶会だけは、色無地や冬の寂しげな柄の着物ではなく、

華やかなものがいいですね。

例えば、鶴亀の模様や松竹梅の模様などは、縁起が良いのでオススメです。

茶道の着物にぴったりの髪型とは。お茶会でうかないためにチェック!

お茶会に出席する場合、髪はまとめるのが基本です。

バサバサした髪型だと、髪が畳の上やお茶・お菓子の中に落ちてしまいますよね。

これではだらしない上に、不潔です。

茶道では、清潔感を何よりも大切にしているため、必ずまとめ髪にしましょう。

又、後れ毛が落ちてこないように気をつけてください。

美容院に行ってオーダーする場合は、「お茶会用のまとめ髪」と言えばOKです。

そうすると、清潔感のあるシンプルなまとめ髪を作ってもらえます。

着物用の髪型は色々ありますが、茶道はシンプルが基本です。

なので、華やか過ぎる髪型をオーダーしないようにしましょう。

例えば、夜会巻や時代劇の町娘のような日本髪は、茶道には不向きです。

又、お点前をする場合は、かんざし類はできるだけ控えましょう。

かんざしが畳に落ちると、お客様の足下が危険だからです。

では、髪が短い人はどうすれば良いのでしょうか。

髪が肩に付く長さであれば、まとめ髪にして結うことができます。

なので、髪を下ろしたままにせず、きちんと結うようにしてください。

髪が短い人は、髪を下ろしたままでも大丈夫です。

但し、だらしなくならないように、整髪剤などでセットするようにしましょう。

又、最近は、和装向けのリーズナブルなヘアピースも流行です。

美容院に行きたくない場合は、

ヘアピースを使うと簡単に髪を結いあげることができますよ。

3000~4000円台で買えて、つけ方も簡単なので、こちらもオススメです。

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まとめ

お茶会に着る着物の柄は、その季節の風物詩を題材にしたものを選びましょう。

又、柄物の着物ではなく、色無地の着物もお茶会にはオススメです。

この場合、袋帯を組み合わせることで、フォーマル仕様になります。

そして、着物を着た時は、髪型をスッキリさせることも大切です。

和装用のシンプルなまとめ髪にし、清潔感のある雰囲気を作ってください。

ちなみに、お茶会の時の髪型は、

美容院へ行っても、ヘアピースを使ってもOKです。

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