独り言がマジでうざい!ひとり言を言う人の心理について調べてみた。

ブツブツ」といつも独り言を言っている人、あなたの周りにもいませんか?

職場の隣りの席だったり、学校の同じクラスだったり、友達とまでは行かなくてもときどき会う知り合いだったり・・・また電車の中でそう言う人を見かけるというケースもあると思います。

正直、何回も繰り返されると『マジでうざい!』『だまれ!!』なんて心の中で叫んでしまいますし、こちらも作業に集中したいときなどは、「静かにして」と思わず言ってしまうこともあるかもせれません。

でも、その人はきっとあなたの前だけで独り言を言っているだけではなくて、行く先々で同じことを繰り返していると考えられます。

「静かにして」と言っても収まるのは一時で、また似たようなことを繰り返す可能性は非常に高いと言えるでしょう。

では、独り言が多い人の心理にはどのようなものが隠れているのでしょうか。

少し踏み込んで考察してみることにしましょう。

また、「LINE」で独り言を言っている人もいたりしますが、そこにもどんな心理や意図が隠されているのか、考えてみたいと思います。

独り言がうざい!ひとり言が多い人の心理とは?

私事ですが、大学受験を目指していた時に、英語の先生から音読を勧められて続けていたことがあります。

声に出すことで、耳からも言葉が入ってきて習熟度がアップすること、また、発音できない単語が明らかになるなど私にとってはかなりメリットが多かったように思いますし、成績も飛躍的に伸びました。

さらに声に出すことで集中も出来て、勉強のストレスも発散できていたと感じています。

そして、私の場合は音読だけでなく、特に数学で難易度の高い問題を解く時に知らず知らずの間に「えっと」とか「待てよ」などの独り言をつぶやきながら解いていたことが良くありました。

この場合、声に出すことで心理的に安心できるという効果があったように思います。

確かに、スポーツ選手でも「よっしゃ!」とか「気合いだぁ~」なんて叫んでいる人もいます(笑)

これは自分を落ち着かせる典型例でしょう。

安心感を得るための独り言


心理学的にも医学的にも声というのは安心感を与えると考えられています。

胎教をしておなかの赤ちゃんに語り掛けるのもその一つですよね。

また、ケガや事故の直後などパニックに陥っているときには「大丈夫?」と声をかけられると痛みまで和らいだ気がすることさえあります。

でも、何らかの理由で家族や友だち、同僚などから上手く声をかけてもらえない人は、やはり受験時代の私のように「自分で自分に声掛け」するしかありません。

その行為が周囲には理解できないとしても「自分を落ち着かせたい」という精神的または肉体的プレッシャーや「慰めたい」という寂しく、孤独感を味わっている人のなかには、その複雑で苦しい胸の内を満たすためにも、また一種の恐怖感から逃れるためにも「独り言」を言っている可能性が高いです。

お化け屋敷に行って「キャーッ」と叫ぶのも一種の「独り言」と言えます。恐怖感を消すために人は自然と声を発するのです。

承認欲求が独り言という形で出てくることも

そして、もうひとつは「承認欲求」の現れと言えます。

「認めて欲しい(誰も認めてくれない)」「わかって欲しい(誰もわかってくれない)」「気付いて欲しい(誰も気付いてくれない)」という欲求が、声となって現れている場合があります。

例えば、ストレスのたまったお母さんが「ウチは、旦那も子供たちも勝手なことばっかりして、もう腹が立つ・・・わたしばっかり・・・」とブツブツ、上司がイライラしながら「どいつもこいつもできの悪いやつばかりで・・・」なんてブツブツぼやくケースもあるでしょう。
これは、わかってもらえない、自分の意図を組んでもらえないことへの不満の現れです。

これは、動物が「うぅ~」っと相手を威嚇する心理にも通じると言えます。

独り言なのですが、どこか相手にも聞こえることを期待しているめんがあります。

最後に「病気」であることもおおいに考えられます。

とくに、精神に異常をきたしている場合です。「統合失調症」や「パニック障害」また、「発達障害」や「アスペルガー」などの場合は、その場にそぐわない発言、空気を読めない発言、感情的で衝動的な発言も多く見受けられます。

LINEで独り言を言っている人ってなんなの?うざいんだけど?


昨今は、LINEでもメッセージなのか独り言なのか判別しにくいケースもあります。

正直言って、どうでもいい内容がほとんどで、正直「うざい」です。

これも一種の現代病と言えるかもしれませんが、TwitterやFaceBook、インスタのように一方的に自己の情報を発信する文化を背景にして、LINEでも同じことをしてしまっていると考えられます。

一対一の対話の中でこれをやられるとうっとうしいのです。

その人は、LINEの正しい使い方というか暗黙のルールを良く分かっていないのかもしれません。

これが「タイムライン」なら話は違ってきます。

つまり、特定の一人ではなく、LINEでつながっているすべての知り合いに向けて情報が発信される場合は、こちらも「いいね」を付けて対応もしやすいですよね。当然、スルーしても気を遣わなくて済むかもしれません。(相手にもよりますが・・・)

ただ、この場合も先ほど書きました「独り言」と共通していて、根底に流れている心理状態には似たようなものがあると考えられます。

それは、孤独感寂しさ承認欲求、もっとフランクにぶっちゃけて言うと「かまって、かまって~」「こっちを見て見て~」というやつですね。

これも程度や頻度の問題で・・・ある程度の場合、可愛いなと思えたり、わかるわかる~と共感もしてあげたくなるのですが・・・度が過ぎると「うざいんだけど!!」となるのですね。

この辺りの境界線をうまく把握できる人は、コミュニケーション能力も高いと言えるのでしょう。

くれぐれも、知らず知らずの間にあなた自身も「独り言症候群」に陥らないように気をつけましょうね。

関連記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする