茶道の道具を揃える前に知らないと損なこと! 初心者におすすめな茶道具とは


茶道を始める場合、事前に最低限の道具を揃えなければなりません。

又、お稽古用の道具だけでなく、家でお茶を点てられる道具もあるといいですね。

でも、初心者の場合、何をどこで買ったら良いのかわからないかもしれません。
そこで、初心者の人が知っておきたい、茶道道具の選び方についてお話していきます。

初心者必見! 茶道道具の選び方とは


茶道を始めるにあたっては、最初に、お稽古用の道具を揃える必要があります。

まず、お稽古には絶対に欠かせない「ふくさ」と「挨拶用の扇子」です。
ふくさは、お点前をする時に何度も使う、茶道の必需品です。
このふくさのことについては、後ほど詳しく説明していきますね。

挨拶用の扇子は、お稽古の最初と最後の挨拶の時に必ず使います。
茶道では、何をさておいても挨拶が必須なので、必ず扇子を持って行かなければなりません。

次に、お菓子をいただく時に使う「懐紙」と「菓子切り」です。
懐紙はお皿代わりに使う他、お点前中にも何度か使うことがあります。

なので、常に少し余分に持ち歩くようにするのが暗黙のルールです。
又、菓子切りはステンレス製の楊枝で、これを使ってお菓子を食べます。

そして、これらの道具全てをまとめる「ふくさ入れ」というケースも用意しましょう。

さて、茶道のお稽古を始めたら、「家でお茶を点てる練習をしたい」と思うこともありますよね。
この場合、「茶碗」「茶杓」「茶筅」の3点を用意しましょう。
これらは全て、楽天などの通販サイトでリーズナブルに買うことができます。

どれも、1,000円台で購入できますが、茶杓に関しては1,000円以下のものもあります。

又、茶杓・茶筅に関しては、デパートのお茶売り場で買うことができる場合もあります。
抹茶を扱っているお店であれば、茶筅・茶杓も一緒に販売していることが多いようです。

茶道道具の基本のふくさって?


先程、「ふくさ」の話題が出ましたが、そもそも、ふくさとはどんなものなのでしょうか。

茶道のふくさは、お点前中に道具のお清めをするための神聖なものです。
茶道は仏教の禅宗と深い関係があるため、「お清め」というスピリチュアルな行為がとても大切なのですね。

ふくさを使ったお清めの動作は、お点前中に何度も出てきます。
そのため、お点前をする人は、ふくさを必ず三角形にして、帯にはさんだ状態でお点前をします。

又、男性は紫のふくさ、女性は赤かオレンジのふくさを使うことがほとんどです。
但し、流派によっては違う場合もあるので、ふくさを買う前に先生に聞いておくと良いですね。

ちなみに、同じふくさでも、ご祝儀やお香典を包むためのふくさとは全く違います。
なので、買いに行く時は、間違えないように気をつけなければなりません。

「ふくさをください」と言ってしまうと、違うふくさを出されてしまうことがあります。
なので、「茶道用のふくさをください」とオーダーするようにしてくださいね。
実は、この間違いを経験している人は結構多いので、買う時は気をつけましょう。

ふくさはデパートの茶道道具コーナーの他、楽天やamazonなどでも買うことができます。
インターネット通販で買う場合は、「茶道 ふくさ」で検索してみてください。

値段はかなり幅がありますが、5,000~6,000円台のものがおすすめです。
この価格帯のものであれば、薄すぎず厚すぎない、ちょうど良い厚さです。

まとめ


茶道を始めるにあたっては、まず最初にお稽古用の道具を買う必要があります。
初めに用意するものは、ふくさ・挨拶用の扇子・懐紙・菓子切り、そしてふくさ入れです。

又、家でお茶を点てる練習をしたい場合は、茶碗・茶杓・茶筅を買いましょう。
これらの道具は全て、インターネット通販でリーズナブルな価格で買うことができます。

ちなみに、ふくさは茶道の必需品の1つで、お点前中、道具をお清めする時に使います。
ご祝儀やお香典を包むふくさとは別物なので、買う時は気をつけてくださいね。

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