薬の飲み合わせってなに?知らないとマジでやばいらしい

薬物間相互作用、薬物-食物相互作用など

いわゆる薬の飲み合わせが問題になっています。

医者に行くと時に複数の薬を処方されます。

また、薬は水かぬるま湯で飲んでくださいと

よく言われます。

これは、異なる薬同士、または薬と食べ物が

お互いに影響しあうためです。

これを相互作用と言います。

相互作用によってその薬だけでは見られない

副作用が表れ、時には命に係わる問題

なることもあります。

ここでは、薬の危険な飲み合わせの例を

紹介するとともに、その簡単な

チェック方法を紹介します。

薬の飲み合わせで危険!死ぬこともあるらしい

薬の飲み合わせは時に命を失う危険性も

もっています。

複数の薬を同時に飲むことを専門用語では

多剤併用」と言います。

この多剤併用による危険性、

薬物間相互作用は古くから研究されており、

厚生労働省の新薬開発のガイドラインでも

その危険性を事前に確認するように述べています。

一人のお医者さんから処方される

薬については、それほど心配はありません。

そのお医者さんがあなたに渡した複数の

薬の飲み合わせを考えてくれるからです。

複数のお医者さんからの場合でも

お薬手帳をしっかりつけていれば安心です。

調剤薬局の薬剤師さんが

しっかりチェックしてくれます。

しかし、時に私たちはお医者さんから

もらった薬を飲みつつ、市販薬を

飲んでしまいます。

これは危険です。

ドラッグストアの店員さんや薬剤師さんは

あなたが他に飲んでいる薬を

知らないからです。

ドラッグストアで市販薬を買う場合には

お薬手帳を見せる必要もありません。

例えば、お医者さんからもらった

痛み止めと総合風邪薬や解熱鎮痛剤。

この組み合わせは効きすぎたり

副作用が強く出たりします。

また、お医者さんからもらった

アレルギー薬や向精神薬。

これらと市販の風邪薬や乗り物酔いの薬を

併用すると、眠気が強く出ます。

普段は大丈夫だからと安心していると

居眠り運転など命にかかわる危険もあります。

またある種の解熱鎮痛剤と血圧を下げる薬の

併用では、血圧が下がりすぎて

これも命を危険にさらす可能性があります。

このような薬同士の相互作用以外に、

薬と食べ物の相互作用もあるのです。

お医者さんも薬剤師さんもコントロール

できないので、非常に危険です。

例として血圧を下げる薬と

グレープフルーツジュースは有名です。

これらを一緒に飲むと血圧が急降下するのです。

グループフルーツだけでなく、

他の柑橘系ジュースでも起こります。

意外なところでは、魚と葛根湯。

これ二つを同時に摂取すると

頭痛吐き気が起こることがあります。

カレーと糖尿病の薬の組み合わせも

注意が必要です。

カレーの中の香辛料が原因で意識障害

起こす可能性があります。

また、命に別状はありませんが、

風邪薬とあんこの組み合わせは

薬の効きが悪くなります。

これで安心!薬の飲み合わせの簡単なチェック方法とは

薬と薬、薬と食べ物に飲み合わせが

あることはわかりました。

それでは、これらの飲み合わせは

どのようにチェックしたら良いのでしょうか?

一番確実なのは薬についてくる

説明文書」を読むことです。

この「説明文書」は市販薬であれば

薬の箱の中に入っています。

病院で処方される薬については、

お医者さんや薬剤師さんが説明してくれます。

しかし、これらもネット上で

「説明文書」を見ることができます。

薬の名前と「説明文書」「添付文書」で

検索するとヒットします。

また、薬の飲み合わせを調べることのできる

ウェブサイトもあります。

一例として

薬の資料室 薬の飲み合わせ検索

をご紹介します。

http://www.pharm-e.org/

このサイトの検索が一番

わかりやすいと思います。

最近は、薬の情報をまとめた

スマホアプリも出てきました。

このアプリの中には飲み合わせ検索が

できるものもあります。

iPhoneでは「CARADA お薬手帳」

という無料アプリがあります。

有料ですが、「ケータイ家庭の医学」は

iPhoneとAndroid両方対応です。

アンドロイドにも無料アプリがあると

思いますので、探してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一概に「薬の飲み合わせ」と言っても、

薬同士から薬とジュースまで様々です。

コンビニで薬が買えるほど便利になった現代、

薬を飲むことは特別なことでは

なくなってしまいました。

しかし、薬の種類によっては

危険な飲み合わせがあります。

最終的には自分でしっかり管理して

危険を回避する必要があるでしょう。

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