美味しい水出しコーヒーは豆に全てがかかっている!?水出しコーヒーについて徹底調査!

お湯を注いで入れるコーヒーとはまた違った味わいで人気が上昇している『水出しコーヒー』。

美味しく入れるポイントがいくつかあるのですが、その一つが何といっても『豆の種類』。

どんな豆が『水出しコーヒー』に適しているのでしょうか?

さらに、その豆の『挽き方』にも大事なポイントがあります。

そこについても詳しくお伝えして行きます。

水出しコーヒーのおすすめの豆はこれだ!!

水出しコーヒーの良さは、

『コーヒー本来の香りを逃がさない』ことと

『カフェインやタンニンの流出が少なく

酸味や渋み、苦みが抑えられてまろやかな味になる』ところです。

よって、豆の種類としては、アイスコーヒーとも共通するのですが、

どうしても抽出すると味が薄くなるので、

『酸味が少なくて、苦みやコクがある』ものが良いとされています。

(特に、冷たい飲み物は酸味を強く感じやすいため、酸味は少ない方が良いのです)

この特徴を満たしている豆は、

『ブラジル』

『コロンビア』

『グァテマラ』

『マンデリン』

そして、酸味が強いのですが、

コクがあるので人気の『モカ』あたりがおススメです。



「水出しコーヒーには挽き方にもコツがある!美味しい豆の挽き方」

水出しコーヒーを美味しく飲むためには、

豆は基本的に『深煎り』が良いです。

豆の焙煎の仕方は『浅煎り』から『深煎り』までに

8つの段階に分かれています。

浅い順から

「ライトロースト」

「シナモンロースト」

「ミディアムロースト」

「ハイロースト」

「シティロースト」

「フルシティロースト」

「フレンチロースト」

「イタリアンロースト」となります。

このなかで、

「フレンチロースト」か

「イタリアンロースト」を選びましょう。

コーヒーの味は「酸味と苦み」のバランスで語られることが多いですが、

浅煎りの場合、酸味が強く出て、

深煎りになるにしたがって、

酸味が弱くなり、苦みが強くなります。

具体的には、生豆の時は酸味を表す「PH」が、「6」くらいですが、

焙煎をすると急激にこの数値が下がります。

「ミディアムロースト(約15分)」の手前くらいで「5」まで下がります。

ところが、そのまま焙煎し続けて

「イタリアンロースト(約21,2分)」まで行くと

「5.7~5.8」にまで戻り酸味が弱まります。

これが、水出しコーヒーには適しているのです。

そして、『豆の挽き方』は、

一晩かけて(約8時間以上)じっくり抽出する方法なら

「中挽き~やや粗挽き」

4~6時間くらいで抽出する場合は、

「細挽き~中挽き」が適しています。

8時間以上かける場合に「細挽き」にしてしまうと

『えぐみ』が出る可能性があるので不向きです。

まとめ

最後になりましたが、豆は、

焙煎してからあまり時間が経過していないものを使いましょう。

時間が経過しすぎると、

どうしても味が変化しますし、

色も濁ってきて水出しコーヒーならではの良さが消えてしまいます。

そのためにも、

よく流行っているお店を選んで

挽きたての豆を購入できると良いですね。

そして、「水出しコーヒー用で」と伝えると

おすすめの豆を教えてくれるでしょうし、

それ様に挽いてくれます。

どうぞ、自宅で美味しい水出しコーヒーを楽しんでください!

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