眼の奥が痛い。それも片方の目が痛い場合の原因は何?治療するには?

一日中パソコンに向かって仕事をしたり、

スマホでつい夜中まで動画を見たり・・・

知らず知らずのうちに何かと目を

酷使してしまう現代人。

すると、疲れとともに眼に痛みを感じることも

珍しくありませんよね。

でも、なかには何故か片目だけが痛む、

という人がいます。

それも同時に頭痛を起こしたり、

肩こりが併発したり。

この症状の原因はいったい何なのでしょうか?

また、その治療法や対処方法はあるのでしょうか?

詳しくお伝えして行きます。

眼の奥が痛い、痛みが片目と頭痛に生じる場合の原因と対処方法とは?

 

片目が痛くて頭痛がする、という以外に特に

目立った症状が見られない場合は、

「群発頭痛」が考えられます。

比較的同じ時間帯に、ほぼ毎日のように痛みます。

(一日に何度も、ということもあります)

それも・・・耐えられないほどのえぐられるような痛みです!!

これは特に20代~40代の男性に多く見られ、

詳しい原因はまだわかっていませんが、

「何らかの理由で目の後ろの血管が拡張して

炎症を引き起こすことで痛みが出る」

と考えられている一次性頭痛の一種です。

そして、お酒を飲むとその40分~1時間後には

100%の確率で発作のように痛みが出ます。

お酒好きには辛い現実ですね!

対処方法は・・・「薬物治療」と「禁酒、禁煙」

そして「登山と飛行機に注意」です。

 

「薬物治療」は、エルゴタミン製剤という脳の

血管の拡張を防ぐ薬を使います。

これは予防薬なので大体痛みそうな時間や

前兆があった場合に事前に服薬します。

(明け方に痛む人が多いのでその場合は

就寝前に飲みます)ただし、妊婦や

授乳中の方は禁止されています。

もう一つはトリプタン系薬剤で広がりすぎた

脳の血管を元に戻します。

「禁酒、禁煙」前に書いたように、お酒を飲むと

100%痛みが出ますので、絶対禁酒です!

そしてタバコも良くありません。

最後に「登山と飛行機に注意」

気圧の急激な変化により、血管が拡張するので

登山や飛行機には注意が必要です。

これは病院で医師によくご相談ください。

ただし、視界がおかしかったり、視力低下などの

症状や吐き気がある場合はほかの大きな病気が

隠れている場合がありますから早めに

検査を受けて下さいね。

眼の奥が痛い、片目の痛みと肩こりが併発している場合の原因と対処方法とは?

片目の痛みに肩こりが伴う場合は、

「眼精疲労」が考えられます。

長時間パソコンやスマホを見ることで

頭が下がった状態が続き、首の後ろから

肩にかけた筋肉がこわばって肩こりや

首コリが起こります。

さらに、左右の視力に差がある場合には、

ピントを合わすために片目に負担がかかります。

そして片目だけが痛むという現象が起こるのです。

対処方法としては・・・「パソコン、スマホの

使用時間を制限」、「姿勢を正す」、「マッサージや

ストレッチ、入浴」、「充分な睡眠をとる」があります。

 

パソコン、スマホの使用時間を制限

昼のみならず、目を休めるはずの夜、夜中まで

パソコンやスマホを見てしまう習慣があると

目への負担は相当なものです。特に画面から出る

ブルーライトは目に良くありません。

意識して使用時間を減らしましょう。

姿勢を正す

頭が下がっている時間が長かったり、

顎が出て猫背になっていると肩や首への負担

大きいです。腰から背中を伸ばして顎は

少し引く姿勢を心掛けましょう。

マッサージやストレッチ、入浴

あまりに肩こりや首こりがひどい場合は、

プロにマッサージしてもらうのが良いでしょう。

そして良い状態をキープするためにも毎日簡単な

ストレッチで肩、首周辺の筋肉をほぐすようにしましょう。

また、ぬるめのお湯に長めに浸かって

血行促進を促すことも有効です。

充分な睡眠をとる

あとは充分な睡眠時間を確保して

体をしっかり休めることです。

まとめ

如何でしょうか。疑問は解決しましたか?

目や頭そして肩と上半身に疲労がたまると

とても苦しいですし、仕事や勉強など大切な

ことに集中できません。時には、周囲との

コミュニケーションにも悪影響が出てきます。

すっきりとした表情で、目を輝かせて

生活できるようにセルフケアをしっかりしてみて下さいね。

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