歯が欠けてしまった!けど痛くないから放置でも大丈夫?

転んで何かにぶつけたり、硬いものを食べた時に

歯が欠けてしまったなんてことはありませんか?

特に小さいお子様がいらっしゃる方は、

走っている時に転んであごをぶつけてしまい、

歯が欠けて焦ったことがあるかと思います。

大人でも自分の歯が欠けたら焦ってしまいますよね。

お子様の歯が欠けてしまった時は、

すぐに歯科医院に行かれる方が多いかと思います。

ですが、大人になると

歯が欠けても痛くないから大丈夫と自己判断をして、

歯科医院に行かないなんて人もいるのではないでしょうか。

放置してしまうと危険なこともあるので、

自己判断するのではなく、一度お医者さんに診てもらいましょう

歯が欠けてしまった場合すべき応急処置とは

まず自分で出来る処置は、すぐに歯科医院に行くことです。

欠けた歯の状態が良ければ、うまく接着できる可能性もあります。

あとは、欠けた部分の歯を触らないようにすることです。

グラグラして気になってしまっても触ってはいけません。

欠けた部分からばい菌が入って化膿してしまったり、

歯が抜けてしまうなんてこともありえます。

歯科医院が休日で行けない時に、痛みが出てしまったら

鎮静剤を服用して様子をみましょう

欠けたり抜けてしまった歯は、

未開封の牛乳パックの中に入れて保存して、

歯科医院に行く際に持参しましょう。

歯が欠けた!放置することによる危険性

小さく欠けた歯を放置してしますと、その部分から虫歯になります。

虫歯にならないためにも、

表面のざらついている部分を削ってもらいましょう。

また、ざらついている部分で口内を傷つけてしまう可能性もあります。

歯が大きく欠けてしまった場合は、

神経が露出している可能性もあり、

指で触ってしまうことにより

ばい菌が入り化膿してしまうこともあります。

ひどくなると、歯髄炎を起こしたり、壊死したりしてしまうこともあります。

また歯の表面が欠けるだけでなく、

根元の部分が折れている可能性もあります。

そうなると折れた範囲にもよりますが、

抜歯しないといけなくなります。

また乳歯の場合ですと、

永久歯がきれいに生えてこない可能性もありますので

レントゲンを撮り確認する必要があります。

まとめ

歯が欠けてしまっても痛くないから大丈夫と自己判断してしまうと、

修復できるものも出来なくなってしまいます

少し歯が欠けたくらいですと表面を削って、

虫歯を予防したり口内を傷つけたりしないようにできますし、

コンポジットレジンというプラスチック製のもので

欠けた部分を修復できます。

大きく欠けてしまった場合や、

転んだ際などに強くぶつけてしまった場合は、

歯の根元が折れたり割れたりしている可能性もあります。

根元の部分や歯の土台は目に見えない部分ですので、

痛くなくても歯科医院を受診するようにしましょう。

早い処置を行うことで、治療経過も良好になりますよ!

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