お茶やコーヒー、スープや小籠包など、
ついつい、アッツアツのまま飲んだり食べたりしまって
その瞬間に「熱い!!」と思ったら、舌がヒリヒリ・・・
という経験は、誰にでもあることだと思います。
真っ赤になってひどい場合は、水ぶくれもできてしまいます。
こんなやけどは治るのでしょうか?
だとすれば、どんな対処方法があるのでしょうか?
詳しくお伝えして行きたいと思います。
舌のやけどは治らない?それはうそ?ほんと?
熱い熱いとは分かっていても、
それでも
『フーフー』としながら、
恐る恐る飲んでしまう。
冷めてからではもったいないし、
熱い方が断然美味しいので
ついつい・・・
そして何度も痛い思いをしている方は・・・・
きっとたくさんおられると思います。
(私も含めて(笑))
これは、やけどの一種で、
ひどい場合は、
赤くただれて、
ヒリヒリして、
水ぶくれになって、
味覚まで鈍くなってしまう、
ことにもなります。
これを専門用語では
『カタル性口内炎』といいます。
こんな病名があったのですね。
口の中というのは、もともと『唾液の働き』で
他の部分よりも傷の回復が倍くらい早いそうです。
ですから、そのまま放っておいても、早いものなら
2,3日で治ってしまいます。
やはり、口に中ですから
何日も痛いままで食べられないと大変です。
さすが、人間の身体は上手くできているのですね。
(というより、他の動物も何かあると
親が子に、また仲間同士でも、
傷ついたときにはペロペロ・・・
となめて上げていますよね。
唾液の抗菌力や治癒力はスゴイのです!)
ですから、治らない、というのはうそですね!!
しかし、中には治りにくい場合もあるので、
そんな場合は、早めに専門的な治療を行う必要があります。
舌のやけどが痛い!そんなときにおすすめの対処法とは
『カタル性口内炎』は、やけどの時だけとは限らず、
口に中にい物が入ってしまうとかかる口内炎です。
実は、私が何を隠そうこの『カタル性口内炎』に何度もかかっているのです。
体質が大きく関係しているようで、
私の場合は、何か食べ物が詰まって違和感があるときに、
つい指先で歯の間や歯茎をいじってしまっただけで、
翌日には舌が腫れてしまっていたりします。
そんなときには、耳鼻科で処方してもらった
「ケナログ」という口腔用軟膏を
綿棒の先につけて(絶対指で直接はダメ!)
塗っておくだけで、
早ければ一日で全く痛まない状態にまで回復します。
とにかく即効性を求めるなら、
これが一番おススメです。
ただ、これは医療機関で処方してもらわないと
手に入りませんので、
次についやけどしてしまって
という場合の対処法について
お伝えします。
痛む一番の原因は、
熱湯などで舌が炎症を起こしていますから、
冷やすのが一番良いわけです。
手っ取り早いのは、
氷を口に入れることです。
そして口の中で転がすだけで、
すぐに冷えて痛みが楽になります。
あくまでも応急処置ですが。
さらには、次は基本的に、
手短にあるもので、
患部を覆うことで
それ以上傷つけずに、
少しでも早く回復を図って行く
という考え方です。
・はちみつを使う
はちみつをなめるだけで患部の痛みがすぐに和らいできます。
抗菌作用や炎症を抑える働きがありますから、
傷口に優しいのです。
・砂糖を使う
角砂糖でも、スプーンで1杯の砂糖でもいいので、
口に含んで舌先にあてます。
出来れば、上あごと舌で砂糖を挟むようにして、
砂糖が溶けるのを待ちます。
これだけで、ずいぶん楽になりますよ。
熱いという感覚は、舌先で感じますから、
とにかく、氷やはちみつ、砂糖とどれを使うにしても、
舌先に当てることで即効性があります。
マーガリンやバターでも効きますよ。
まとめ
こんな対処法を知ると、
わざとでもやけどしたくなりませんか?
(私だけ、と怒られそうですね。アブナイ、アブナイ)
自分だけでなく、お子さんやお友達など、
目の前で痛い思いをしている人がいたら、
早速、対処法を教えて上げて下さいね!